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進学必須条件-ボーディングスクール留学

<前日のブログに続きます>
英語力のハンディを持ったボーディングスクール留学生の進学対策は、なるべく早くスタートすることが望ましいことは、前日までのブログでご理解いただいたと思います。ジュニアボーディングスクールの生徒の場合の進学要件をまとめます。
① 成績が良好であること(0から4評価で3.5以上がほしい)
② エッセイ(作文)で自分の考えが明確に述べられること
③ TOEFLスコア(80点以上、テンスクールズは100点以上)
④ SSATスコア(60点以上、テンスクールズは85パーセンタイル以上が望ましい)
⑤ スポーツ、芸術、音楽、課外活動での実績のあること
⑥ インタビュー(面接)
続いてボーディングスクール(高校)の進学要件をまとめます。
⑦ 成績が良好であること(0から4評価で3.5以上がほしい)
⑧ エッセイ(作文)で自分の考えが明確に述べられること
⑨ TOEFLスコア(80点以上、難関校は100点以上)
⑩ SATスコア
⑪ スポーツ、芸術、音楽、課外活動での実績のあること
⑫ インタビュー(面接)
上記、高校へのボーディングスクール進学と、大学への進学がほとんど変わらないのがアメリカの進学事情です。
日本と比べて、総力戦といった観のあるジュニアボーディングスクールおよびハイスクールボーディングスクールの進学事情ですが、総力戦である以上、それに向かっていく生徒たちの意欲や好奇心、興味など、本人の特性を生かせないとやる気スイッチをONにすることはとても難しいのではないかと思います。
余談ですが、ある日本の大学受験を経験したお母さんは、わが子を留学させてしみじみと「日本の受験であれば簡単なんですが・・・」と述べていました。この発言の意味は、「試験で何点とるか」という目標が単純で明確なので、それさえ達成すればいいということではないかと思います。
ゴールを達成したところに、いったい何があるかということを考えると、ふと、日本への留学する外国人や私がお世話した留学生が、「日本の大学生はなぜ、勉強よりもアルバイトとサークル活動に熱心なのか」という疑問を何度となく聞いたことを思い出します。
せっかく高校まで勉強してきたのだから、大学生になったら、自分の道を見つけてほしいと思います。その道がどのようなものであっても、読み書きはしっかりできてほしい。それこそが、大学生が社会参加する基本条件ではないかと思います。
つづく

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