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授業の大切さ - アメリカボーディングスクール

<昨日のブログに続きます>
ボーディングスクールの歴史授業の一つを昨日ご紹介しました。文科系の授業において、生徒たちに「もし君がその『主人公』であったならば」という仮説がふんだんに使えるのは、少人数制故に成り立つと思います。
歴史の授業だけではありません。英語の授業では、シェークスピアは英語圏の国々の必須学習テーマとなりますが、その多彩な人間模様を生徒たちは自分のことと捉えて、ディスカッションが進んでいきます。
たとえば、ロミオとジュリエットであれば、あなたがロミオだったら、あるいはジュリエットだったらどのように行動したか、そしてそれはなぜかという議論になれば、おそらく興味を持たない生徒はいないでしょう。しかし、思ったことがすなおに言えない生徒ももちろんいますし、その逆に一つ思っただけで十の発言をする生徒もいるでしょう。
ボーディングスクールの一クラスの平均生徒数が10-15名であるのは、先生が多様な生徒の発言や授業中の行動をガイドできる定員という考えに基づいているように思います。
日本と異なった教科基準を持つボーディングスクールでは、授業そのものに対する思い入れが、学校運営の基本のように思います。それは、先生と生徒の繋がり、すなわちコミュニケーションが授業で行われることが自然であり、最も有効であるからにほかなりません。
ボーディングスクールの先生になると、3つの脅威に耐えなければならないと言われていますが、それでも子どもたちとコミュニケーションが取りたいだけでなく、自分の得意とする分野のことを教えたいと思っている人たちがボーディングスクールの教師としてその地位を確立していきます。
ただテストにでるための重要事項の解説や要点学習だけであるならば、先生と生徒の対面授業は必要ではありません。今の世の中では、授業よりもパソコンのほうが、より効果的に学習できると思います。
そのように考えると、授業そのものをより高く評価し、定期テストの結果だけではなく、宿題の出来栄えや、小テストの結果も含めて総合的に成績が決まるボーディングスクールのほうが、より人間的、そして精神的にも豊かであると思います。
ボーディングスクールの生徒たちの溌剌さと素直さ、そして礼儀正しさは授業における先生と生徒とのコミュニケーションがその基礎になっていると思います。

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