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授業内容-アメリカボーディングスクール

アメリカ、ニューヨーク州にあるボーディングスクールで学ぶ生徒のお母さんから、歴史授業での宿題を送ってもらいました。ボーディングスクールで日々、どのような授業が行われているのかを知るうえで大変参考になると思いますので、ご紹介したいと思います。
21-3 Central Monarchs Clash
Question: Imagine your country has just ended a destructive civil war. Based on the information from the textbook in chapter 21-3, what changes would a country have to make to become an absolute dictatorship? Think about what Prussia and Austria did, and write an essay of 250-500 words that explains this.
1) Introduction: What is an absolute monarchy? Why should we learn about them today?
2) What steps did Prussia take to become an absolute monarchy?
3) What steps did Austria take to become an absolute monarchy?
4) What steps would a country today take (based on Austria and Prussia) to become absolute?
5) Conclusion: Based on the Prussia/Austria model, would you want to live in your country after these changes?
この歴史の学習テーマは、「専制君主制の崩壊」です。質問でいきなり、
「あなたの国で壊滅的内乱が終わったという状況を想像しなさい。テキストの21-3項で学習したことに基づき、専制君主誕生に至るまで国がどのように変化するかを考えなさい。オーストリア/プロシアがどうしたかを考え、250-500字にまとめなさい。」
という課題が生徒に与えられます。そして1から5に至るまでの質問に生徒は答えていきます。
1) 絶対王政とは何か。私たちは今日、そこから何を学ぶべきか。
2) プロシアが絶対王政に至るまでどのような経過をたどったか。(述べよ)
3) オーストリアが絶対王政に至るまでどのような経過をたどったか。(述べよ)
4) (オーストリアとプロシアの例に基づいて)今日の国が絶対王政になるとすればどのような経過をたどるか。(述べよ)
5) 結論:オーストリアとプロシアの例に基づいて、絶対王政に変化を遂げたあなたの国に住みたいと思うか
この宿題の内容を見て、日本の高校生たちがどのように感じるか、私はたいへん興味があります。なぜならば、日本で絶対王政の勉強は、何年にどこの国で何があって、そこ結果、何が生まれたということを学ぶのであって、「あなた」がどう思うかなどということは、おそらく授業の課題にはならないと思います。
そのような、日本の学校生活から、いきなり10名足らずのクラス人数で、絶対王政が布かれている国に住みたいかどうかなどと聞かれ、その理由について述べよと言われたらどのように日本の生徒たちは反応するだろうかということです。
歴史を自らの視点で見る、考える、そして「今」への応用と可能性を検討する。年代や人物、地域、国などの名称を覚えるよりも自分との関わりのなかで歴史を考えられることが私には魅力的であると思えます。

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