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アメリカ国内線への乗り継ぎについて

コネチカット州のジュニアボーディングスクールでのペアレンツウィークエンドに参加するご家族と同行しています。
シカゴ経由で国内線に乗り換えたのですが、入国の折、
日本人のご婦人から話しかけられました。
乗り継ぎが不安なので、国内線ターミナルまで一緒に行ってほしいというのです。
アテンドしているご家族の了解を得て、ワシントンDCにいるお嬢さんに
会うために単身で国際線を乗り継ぐご婦人と一緒に、
シカゴオヘア国際空港の第5ターミナルからUAの国内線のある第2ターミナルまで
行動を共にしました。
アメリカでの国際線から国内線への乗り継ぎは下記のような経過をたどります。
① 国際線到着後入国審査
② 預けた荷物の回収
③ 税関通過
④ 再度荷物をカウンターで預ける
⑤ 搭乗ゲートの外に出る
⑥ 空港内を移動する
⑦ 改めてボディーチェックを受けてゲート内に入る
⑧ 搭乗ゲートを確認してそこに向う
⑨ 搭乗する
アメリカのみならず、入国の際は世界のどの空港でも同じと
考えて差し支えありません。
この順序のうち、①、②、③までは間違えようがありません。
飛行機から全員が下りて、通路を歩けば必ず入国審査になります。
アメリカの場合、ビザ取得者とESTA(観光、出張など90日以内の滞在を許可)
で初回の入国者、2回以降の入国者に分けられますが、
間違ってどこのラインに並んでも、案内するスタッフがいますから、
この時点で迷うことはありません。
次の③、税関通過というのは具体的には、申告書を担当者に渡すだけです。
よほどの挙動不審や肉、野菜などの持ち込み違反がない限り、
ほとんどの人がここは書類提出だけですから、列ができるようなことはありません。
④は要注意です。EXITと表示のある出口の手前に再度荷物を預ける
ターンテーブルがありますが、乗り継ぐ人と、ここが終着地であることの区別は
ここを担当する係員にはわかりませんから、
自分が自主的に預ける必要があります。それを見過ごして、
荷物を持ったまま外に出てしまう人も多いのです。
回収されたスーツケースは「必ず」再度預けることを覚えておきましょう。
EXITを出たら、国内線ターミナルへの行き方を確認します。
ここで大切なのは、飛行機に乗り込むゲートとその通路から
「外に出ている」ということの認識です。
いったん外に出たので、シャトル、バス、徒歩で移動して
国内線乗り場についたら、改めてボディーチェックを受けなければなりません。
つづく

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