留学コンシェルジュ

中学生からの留学

先日、15年もの海外経験のあるお母さんが息子さんの留学相談に来ました。
海外経験は英語圏だけではないそうですが、身近で接することができた
10代初めから半ばの子どもたちが、かなりの速さで言葉を覚えることに
驚くとともに、将来、自分の子どもも若いうちに留学させようと決心したそうです。
時は流れて、わが子を留学させる好機を迎えたわけですが、さて、
言葉の習得はすぐにできるとしても、「勉強面」となると、
留学ですぐに成績が上がるとは残念ながら言い切れません。
語学習得という面では、自我の確立という精神のバランスも考慮すると、
小学校6年から中学校2年生くらいが留学には最良の時期と言えると思います。
もちろん、それ以前でもそれ以後でも親元を離れて、単身で異文化を
体験することは可能ですが、精神的成熟度ということを考えると、
年齢が若すぎる場合は、親との絆や異文化のなかでの本人の自主性と
お世話をする周囲の人とのバランスにかなり注意が必要なように思います。
年齢が高くなると、「自分」が明確になる反面、異文化のなかに溶け込んでいく
までの時間がかかると思います。
さて、最適齢期に留学を実行することで、言葉を身に着けることが出来たとして、
次の段階、すなわち、学習面での進展はどうなるのでしょうか。
また、単年の留学で将来のために英語に親しくなったとして、
帰国してからの学業生活はどのように考えられるのでしょうか。
現在、私がお世話している生徒は、すべて中等教育を英語圏で終えるということを
目的として留学していますが、これからの時代、言葉を覚えるのに最適な時期に、
単年度を海外で過ごし、語学力を身に着けて、帰国、そして日本の教育に戻る
という選択も増えるのではないかと思います。
現在のところ、単年度留学の時期は高校2年時がもっとも一般的ですが、
それを2-3年前倒しにしたほうが、語学習得効果は上がります。
語学に続いて学習効果を最大に上げるためには、留学体験の質が問題になります。
単年度に異文化のなかで、どれだけ多様な経験をするかによって、
その後の本人の学習姿勢に大いに影響すると思います。
異文化生活のなかで、なるべく苦労をして、自ら考える習慣をつけることが、
その後の学習生活に影響します。
勉強だけでなく、スポーツ、芸術、音楽、社会など多様な情報を
留学中に取り入れることで、勉強一本やりの受験システムからいったん離れます。
そこで新たな「自分」を見出すことができれば、帰国後の学校生活も違ったものに
なるのではないかと思います。

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