留学コンシェルジュ

問題を解決する力

土曜日のブログでホームステイから寮に移った生徒のお母さんのわが子に対する「試練」の受け止め方をご紹介しました。お母さんは、これからわが子が経験するであろう「小さな試練を楽しみにしている」という文でメールを締めくくりました。
留学は、日本を飛び立った時からすべてが学校なのだと思います。この長期間にわたる旅は大小さまざまな試練を容赦なく子どもたちに与えます。海外の初等、中等教育機関に単身で行くそのことがすでに多くの試練を含んでいます。
入学日に親が学校に同行したとしても、その日の夜から試練がスタートします。
10代の留学は、本来の学習はもちろんのこと、それに加えて、情操教育、そして社会教育が必ずセットになっているという認識が本人とその家族には必要に思います。日本であれば、学校と学校外での学習がセットになっていて、やることがかなり先まで見通せるように思いますが、留学では一寸先のこともなかなか見通せません。何が起こるかわからない状況のなかで10代の子どもたちは成長していきます。
子どもたちの新たな環境に対する適応能力は素晴らしいもので、日本で通常の生活をしてきた生徒たちは、ほぼ間違えなく留学生活に馴染んで行きます。そして、1年もたてば、生活に困らないだけのノウハウは学びます。語学力だけではありません。食べ物、着装、生活の基本習慣など、彼らの学びの広さは相当なものです。
それは、とてもほめられるべきことではないかと思います。
結局、学校での純粋な学習内容は、社会に出てクイズ番組にでも出ない限り、知っているだけで価値があるものは希少ではないかと思います。しかし、日本にしろ他の国にしろ、高等教育機関に進む以上、知識の蓄積が重要であることは変わらず、それが社会に出て役にたとうが立つまいが、知っていることは学生としてのいわば義務です。その知識の蓄積の過程で学びうることが子どもたちの成長につながるわけですが、留学は、子どもたちを成長させる要素を多分に含んでいて、精神の豊富なミネラル源と言えるのではないでしょうか。
留学でのトラブル、失敗は、長い目で見れば絶対に必要な人生の要素なのだと私は思います。それを解決するのは、「自分だ」という意識が芽生えた時に、留学生たちは成長の第2段階、すなわち自己責任の認識に入るのではないかと思います。

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