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#10 手続きのオンライン化について - ボーディングスクール留学

ボーディングスクールでは、生徒は親元を離れて寮生活をするために、生徒管理のための書類が通いの学校と違って多く必要となります。
例えば、週末に生徒が訪問者と外出をする場合、その訪問者を特定するための情報、週ごとの小遣いの金額、過去の病歴、予防接種の記録、毎年更新される健康診断、学校の交通機関を使って外出する時の許可など、それぞれに親が了承している旨を学校に示さないといけません。
これらの許可書類は10年ほど前からオンライン化が進められ、現在は、紙による許可が圧倒的少数になりました。また、紙であってもPDFによる送付が可能になり、入学時に学校と取り交わす契約もオリジナルを郵送するという作業はほぼなくなりました。
生徒の健康管理のために100項目以上の質問事項があります。また、アメリカではここ15年余りで生徒が日常で服用する薬品が多くなりました。アレルギー対策、慢性病対策などで、親に代わって薬を管理するのは学校の保健室の役割となります。
日本の学校では起こりえないことですが、常備薬がある場合は、その処方箋を学校に提出します。学校は、薬局と提携して、必要な薬を生徒に供給するためのシステムを整えています。このような情報もすべて、オンラインで管理されるようになりました。
オンライン化がボーディングスクールに普及した期間ですが、情報管理の急激な変化は、ほぼ10年~15年で起こっています。
規模の大きな学校も小さな学校も、TABSに加盟するボーディングスクールはどの学校でもそのインフラをこの期間内に整えたといっていいと思います。
生徒の重要情報である成績は、紙での郵送が終わり、昼間報告などは、メールにPDF添付されて送られるようになりました。今でも、それで情報を送ってくる学校はあります。しかし、80%以上の学校が、学校ウェブに本人のアカウントを作成して、そこにユーザーネームとパスワードでログインして、すべての情報をそこに集約するようにしています。
寮制の学校が少ない日本では、中等教育においては、まだ生徒情報はすべて紙で管理されていると思います。情報管理は、オンラインだから良くて、紙だから悪いということはありませんが、便利さ、正確さ、スピードという点においては、オンラインが圧倒的に有利になると思います。
ボーディングスクールにおいて、情報管理が逆行することはありえないと思います。彼らはそのシステムを充実させることで、生徒と先生との時間をより有効に活用できると信じて、インフラ整備にかなりの資金を投入していると思います。

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