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#11 ボーディングスクールの合理性 

教室の黒板がスマートボードに変わり、生徒への連絡事項がネットで配信され、先生とのコミュニケーションはメールが中心になるなど、ボーディングスクールではITが企業並みに取り入れられているといえると思います。
それ故に、ボーディングスクールでの教育が進んでいるとは言えませんが、生徒と先生、そして学校を維持するスタッフにとって、情報処理の合理化は歓迎されるべきこととしてとらえられていることは間違えありません。
そうすることで、生徒は大学に進んだ時に次のステップでの学習への戸惑いが少なくなるでしょうし、大学側にとってもボーディングスクールからの学生の自主性や主体性は評価できると思います。
建学100年以上の歴史と伝統を誇示しながらも、学校施設はリノベーション(改築)と新築が繰り返され、そのスピードは日本の学校と比較してかなり早いと思います。それも生徒たちだけでなく、学校のキャンパス内で半分以上の先生が暮らすボーディングスクールでは当然のことなのかもしれません。
広大な敷地に広がる屋外の運動施設、アメリカ東海岸のボーディングスクールにおいては、温水プールとアイススケートリンクを持っている学校が全校の1/3以上はあると思います。プロのアスリート養成がボーディングスクールの目標ではありませんが、常にベストな環境を生徒に提供することで、生徒たちが受ける恩恵は大きいと思います。
もちろん、運動施設だけではありません。劇場、スタジオ、講堂、礼拝堂など文化的にも生徒たちがのびのびと自分たちの個性や特性の発見と、それをさらに伸ばすための工夫がボーディングスクールには満載されています。
充実した施設とその維持、そして豊富な人員のために、日本の学校と比較すると授業料は4-5倍、寮滞在のための生活費を含むと10倍弱になるボーディングスクールですが、世界の多くに国から留学生が学び、特に中国を筆頭にしてアジア圏の国からの留学生は近年増加傾向にあります。
アジアの国々の経済力に比較して、日本からの留学生が極端に少ないのは、ボーディングスクールの実際を日本では知る機会が極端に少なく、その教育内容の紹介が遅れているからではないかと思います。
ボーディングスクールの教育の特徴について、これからも多くの人たちに知ってもらうために努力を続けていきたいと思います。

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