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St Johnsbury Academy 訪問

アメリカ、東海岸地方、メーン州、バモント州の今日の天気は、Hebron Academyを訪問した時とうって変わって、雨模様でした。時折、大粒の雨がフロントガラスをバラバラと叩きつけます。
メーン州からバモント州へのアメリカを東から西に向かう道は、高速道路が少なくローカルな州道になります。今年のアカデミー賞主演男優賞を取得したレオナードデカプリオ主演、レヴェナント(蘇えりし者)の舞台になったような雄大な山や谷、湖や川ある地形をドライブできるのもアメリカならではのことです。
さて今日の訪問校、St Johnsbury AcademyのTABSから引用する基本データは下記のとおりです。
総生徒数:968人(寮生261人、通学生707人)
学年:9年生~12年生
留学生(寮生)受け入れ学年:9年生~12年生
創立年:1842年
現在の日本人生徒数:18名
今回のテーマ、年間授業料についてTABSとBoarding School Reviewのデータも引用します。
TABS:
7-Day Boarding: $50,550
Boarding School Review:
Yearly Tuition (Boarding Students) $50,550
ESL費用は別との表記のみ
この学校を訪問して、アドミッション担当者、ケンドラ・ポーストさんから得た今年度の授業料およびその他の費用は下記のとおりです。
授業料:$51,560
ESL費用: $4,750
医療保険:$1,600
TABS、Boarding School Reviewともに昨年の授業料を更新していないので1010ドルの誤差がありますが、昨日のHebron Academyと比較すると、そもそもこの学校のほうが年間の授業料が8000ドル弱安く、さらにESL費用の差、入学時に各校が要求する支払い費用をたし上げると1万ドル以上St Johnsbury Academyが安いという結果が出ます。
生徒数が1000人近いSt Johnsbury Academyは、学校運営のための資金もあるていど余裕があるので、留学生に配られるIpadは無料とのことでした。
この学校の大きな特徴は、選択科目の多さとセメスター制(1年2学期制)による科目履修でおおよその科目が半年で完結するために、通常のボーディングスクールに比べると自分の好きな分野の教科が倍も選べるところです。
今回の訪問では、生徒がアートのなかでもファッションやデザインに興味を持っていたため、それに関連するクラスや活動を知るために時間をかけました。まず、ファッションに関しては、クラスが3段階あり、基礎を終了すると学校主催のファッションショーに自分の作品を出展できます。また、最上級生になった時に、卒業課題として
ファッションの分野で独自のテーマで作品の制作やレポートも可能だそうです。
St Johnsbury Academyは学校運営のシステムとしては、コミュニティーカレッジレベルと言えると思います。

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