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Hillside School / 2023年版 ジュニアボーディングスクール訪問

ボーディングスクールの訪問の一般的なスケジュールは成田発の直行便でボストンまで飛び、その日はボストン空港近くで一泊をしてその次の日の長距離ドライブに備えるのがいつものパターンです。どのボーディングスクールも平均するとボストン空港からは3時間ほど内陸に入ったところにあります。だからこそ豊かな自然と広大な敷地を存分に活かしたボーディングスクールならではの環境で子供たちはWhole Personとしての資質を伸ばしていけるのだろうと思います。

しかしながら、Parents Weekendなど親御さんが訪問する場合、他校との交流、充実したアクティビティなどのフォーカスすると比較的都会に違い学校に分があるとも言えるでしょう。ジュニアボーディングスクールでいうと、Fey School, Fessenden, そして今回紹介をするHillside Schoolは街中に立地する学校としての特徴を持ちます。

Hillside Schoolの基本情報です。

Hillside School
総生徒数:165人(寮生約125人、通学生40人)
学年:4年生~9年生
留学生(寮生)受け入れ学年:7年生~9年生
創立年:1901年

一般的にはアメリカにおいてもカーナビは信頼に足るものではありますが、発展・開発著しいMarlboro/マールボロ地区においては数年更新されていないであろう情報では正しく学校までの道のりを示してくれませんでした。スマートフォンの地図を頼りに何とか学校へたどり着く事ができましたが、その道中は待ちの開発がいたるところで行われていました。コロナ禍中ではありましたが、非常に活気に満ちた街の印象はとても印象的な地域です。比較的古い街並みを残すEaglebrook周辺の街並みとは対極と言っても良いでしょう。

さて、Hillside Schoolですが、基本情報を見て分かる通り非常に小さなジュニアボーディングスクールです。

ELSのサポートがしっかりと体系化され、独立した授業として行われているあたりしっかりと留学生を意識したサポートが行われている事がわかります。今回の訪問ではESLの先生とDirectorの方ともお会いしましたが、二人とも日本に対する造詣が深く、何度も日本に訪問された経験があるとのことでした。ジュニアボーディング年齢の子供が初めて長期滞在をする学校において日本の文化や習慣についてある程度の理解を持つスタッフがいることはとても心強い事でしょう。

ELSがあるからこそ、入学難易度はそこまで高くはありませんが、それでも卒業後の進路を見てみると例えば純ジャパの子供たちがG9,G10で入学する事が難しい学校の名前が進学実績として並んでいる事がわかります。

ELSクラス、英語を母国語としない生徒たちは英語学習のためにこのクラスを受ける

※2022年のHillside Schoolの進学実績はこちら

純ジャパの子供が早い段階から英語力、アメリカの日常文化、アカデミックスタイルに慣れて、最終的に難易度の高いボーディングを目指すためには良い選択肢の一つとなると考えています。

ボーディングはモダンな作り。学生数が少ないのでボーディングも学生寮というよりも「家」に近い雰囲気を持つ。

 

 

 

 

 

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