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Deerfield Academy訪問

<土曜日のブログに続きます>
先週で学校訪問は終了しました。次回のアメリカジュニアボーディングスクール訪問は11月9日、月曜日からとなります。
学校訪問中のブログで書ききれなかった4校の印象について述べたいと思います。テンスクールズの一つDeerfield Academyについて基本データを下記に示します。
Deerfield Academy(共学)
総生徒数:638人(寮生569人、通学生69人)
学年:9年生~12年生+ポストグラデュエート
留学生(寮生)受け入れ学年:9年生~ポストグラデュエート
創立年:1797年
全校生徒に占める留学生の割合:33%
日本人生徒数:1名
ジュニアボーディングスクール訪問の際、私はできるだけハイスクールも訪問することにしています。中学から高校、そして可能であれば大学を案内することで、生徒たちに自分が学ぶ学校の環境やそこですでに学んでいる人たちの様子を紹介したいからです。
アメリカのボーディングスクールのなかでもテンスクールズといえば、その入学難易度は最上級です。このDeerfield AcademyもTOEFLは100点以上、SSATも80パーセンタイル以上が必須となる学校です。英語力に関してだけですが、TOEFL100点というのは日本の帰国特別枠入試であれば、国立一期校、早稲田、慶応大学に合格できる点数と言えます。
受験しないのに学校訪問だけでも認めてくれて、丁寧にツアーガイドを手配してくれるところは、ボーディングスクールの良い面と言えると思います。
今回のツアーガイドを担当してくれた生徒は、驚いたことに日本人でした。その生徒は日本の私立高校から1年間限定でDeerfield Academyで学んでいるそうですが、日本の高校に入学する前はオーストラリアで6年ほど過ごしたそうです。
彼女によると、Deerfield Academyでの学校生活はとにかく予習量が多く、毎日かなりの勉強をしなければいけないそうです。日本でも大学受験を目指している生徒は高校時代、かなりの勉強をこなしているわけですから、とりわけ彼女の意見がそれほど奇異なものではありません。しかし、この学校の完璧ともいえる体育施設や日本の映画館並みのシアター、アートギャラリー、音楽スタジオなどを見ると勉強以外の設備の充実に、毎度のことですが驚きます。生徒の人数は1000人もいないのですが、日本でいえば大学以上の広大な学校面積があり、その施設も完璧なのです。
今回の学校訪問をした生徒のご両親も日本の学校概念を根底から覆されたようで、「来てみる」ことの重要性をしみじみと語っていました。

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