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英語圏の国々-魅力的な学校とは

学校訪問をする度に学校の魅力について考えさせられます。国や文化の枠を超えて「魅力ある学校」とはどのような要素によって決められるのだろうかと思います。
魅力ある学校とは、生徒を主役に考えている学校であると思います。その当たり前なことが、ともすれば見失われていないでしょうか。中等教育の段階においては、親の意思と子どもの意識が連携して成り立っているために、学校はかなり親を見て、親を感じて、親を意識して動かざるを得ないところがあると思います。ともすると、親の意向が重んじられて、子どもが置き去りにされていないでしょうか。
たとえば、リベラルアーツ教育の影響を受けて、読み書き力が重んじられと、小学校のうちに新聞の社説を読ませその評論を書かせたりもする。
それで、文章を読む力も書く力もバランスよく鍛えられると思い実践している学校があるとすれば、果たして子どもたちにとって魅力のある学校となり得るでしょうか。
それは無いと思います。
なぜならば、子どもたちが主人公ではないからです。読み書きという力を伸ばすためには、それに彼らが興味を持って取り組むという基本姿勢がなければならないと思います。子どもたちは、大人が思っているようには動かないと思います。
魅力ある学校の教育はバランスが取れていると思います。そもそも学力だけを鍛えてもそれは知識を増やしているだけです。それでは、生徒が主人公とは言えません。あるボーディングスクールの先生が、「学生時代を振り返り生徒たちは何を思い起こすだろうか、それは数学や国語の授業ではなく、スポーツや他の活動、そしてその仲間たちのことだろう」と言いました。
子どもたちを中心に考えるとそのようになると思います。その基本の上に、知育は成り立つのではないでしょうか。
ある生徒がジュニアボーディングスクールのサマースクールに参加しました。最初の1週間は異文化適応不良を起こして、電話口で泣いていたそうです。その本人が帰国し空港で出迎えた親に言うには、「めちゃくちゃ楽しかった」そうです。そのジュニアボーディングスクールのサマースクールは、小学校4年生から中学生が参加しますが、子どもたちが興味を持つような理科、IT、図工などのクラスを選択肢としてたくさん用意しています。
それを楽しむ方法を2週間目にして学んだ本人は、寂しさ、悲しさとは無縁の世界に自分をシフトすることができたようです。
その生徒のひと夏の経験は、おそらくこれからの本人の教育史に大きな影響を与えることになると思います。
つづく

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