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日曜コラム ボーディングスクールのチャペル

ニューイングランドと呼ばれるアメリカ東海岸北部の町を訪問すると、
その大小にかかわらずどこにでも高い尖塔のある建物、すなわち教会があります。
この建物は、町の象徴し、遠くからも目立ち、近くに行けば、
重厚な石造りがその威厳を象徴しています。
町の中心となるメインストリートは1本しかなく、
その長さが1キロメートル以下であっても、
町の中心付近にそれは必ずあります。
ニュ―イングランドのボーディングスクールにも必ずチャペル(礼拝所)があります。
学校訪問の際、施設見学をガイドする生徒たちは、必ずチャペルを案内します。
その建物は、世界のどのような宗教も受け入れ、生徒たちはそこで、祈りをしたり、
静かに時を過ごしたりするという主旨の説明がされます。
もちろん、学校関連の人々の結婚式やゲストを招いての講演など、
その建物は多目的に使われてもいます。
クリスチャンであってもなくても、人の思いというのは共通です。
悲しいことがあったとき、誰でも一人になりたいときがあります。
そんなとき、ボーディングスクールのチャペルは生徒だけではなく、
時には悩める先生や職員も受け入れてきたことでしょう。
ボーディングスクールのチャペルはそこで暮らす人々の思いの象徴です。
日本では、願いごとは神社、仏事はお寺などと生活の習慣が
英語圏とはかなり違います。
そして、多くの場合、教会は結婚式場の一部にセットされていて、
神父あるいは牧師にあたる人はなぜか外国人で、日本語が話せて、
結婚式の時だけ、神父さんか牧師さんに対して、新郎新婦は誓いを立てます
ボーディングスクールにあっては、
チャペルの役割はとてもシンプルのように思います。
まずそれは、人々が誰でも認識できる便利でわかりやすいところにある。
誰でも使えるようになっている。
多くの人々を収容できて、多様な役割を吸収できる。
ボーディングスクールを訪問して、たくさんのチャペルに接して、
その度に、どんな宗教も受け入れるという説明を生徒から受けるとき、
この建物の存在とその重要性が理解できるようになりました。
チャペルはそこで暮らす人々のこころのよりどころであると思います。

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