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★US ボーディングスクール Suffield Academy

Suffield Academyについては、今までに数回ブログで紹介しました。それだけ、この学校の日本人受け入れ枠は幅が広く、また訪問された家族にとっても良い印象の学校です。
日本の中学高校受験においては、学校ランキングの指標である偏差値が、そのまま学校選定に用いられるという傾向があります。しかし、ボーディングスクール選択においては、入学難易度を表す客観的は数字(TOEFLスコアとSSATスコア、そして成績の平均など)などで、学校を決定することは、到底ありえないことです。
あくまでも生徒と学校のマッチング(相性の良さ)で自分が中学高校時代をおくる学校を決めていきます。
「なぜSuffieldなのですか」と私はアドミッション担当者に質問するわけですが、5名ほどのアドミッションオフィスのスタッフそれぞれの人がそれぞれの個性で自分の学校を語ります。生徒側から見たこの学校の良さをあげています。
1 立地条件がいい(静かな住宅街に位置している)
2 ネイティブ並みの英語力までは要求していない(TOEFL最低60点、SSATは必須ではない)
3 寮設備や学校施設が充実していてメンテナンス状態がいい(常に施設の改築、拡張工事が行われいる)
4 スポーツ、アートのクラスも充実している
5 先生が親切
では、アドミッションオフィススタッフはどのような生徒を取りたいと思っているのでしょうか。
1 勉強、スポーツ、アート、社会活動などのバランスの良い生徒
2 日常のコミュニケーションが英語で困らないこと。
3 学習意欲のある生徒
留学生にとって、ホームシック、学習への不安、生活への不安、日常の安全性、週末の過ごし方などなど、明らかにしたい点はたくさんあると思うのですが、それらをよどみなく表現できる生徒はほとんどいません。
余談ですが、それに対して、ツアーガイドをする生徒は、ツアースタートの自己紹介から、学校施設を一巡してアドミッションオフィスに戻るまで、とにかくしゃべり続けます。ツアーガイドは、学校が認めた志願者ですが、これは授業の一環ともいえ、ガイド生のなかから、将来、アドミッションスタッフが生まれていくことでしょう。
アドミッションスタッフがいかに自校の自慢をしても、その教育の優秀性を強調しても、見る側の生徒は、学校の立地条件、寮施設のメンテナンスのよしあし、スポーツ、芸術関連の施設充実度は、自然に印象づけられるものです。そして、致命的な欠陥が認められない限り、アドミッションスタッフとの面接での、印象がそのまま学校の評価につながっていくことになります。
どんな質問をされたか、自分たちのことを親身に世話してくれるか、悩みがあれば速やかに解消できそうかなどを、生徒は自分の基準の中で判断していくのです。
Suffield Academyは概して、生徒の面倒を良く見てくれる学校といえると思います。

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