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ニュージーランド留学 その5 思うように育っている!!

<前日のブログ、お母さんへの質問に続きます>
― ご夫婦の仕事を全うするとは、どのようなことですか
「留学にはお金がかかります。その学費を支払うためにも、主人も私もしっかり仕事をするということです」
― これから、二人ともどのようになっていくと思いますか
「留学して、子どもたちがうまく育っていると私は、自画自賛しています。またしても親ばかですね。でも、二人ともいい子なんです。そして、それが改めてわかったのです。ですから、どのようになっていくのかは、子どもたち、いいえ、彼らが決めることです。
もちろん、二人の性格、得意なところ、不得意なところを私はある程度心得ていますから、どのような方向に向かうかは、想像することはできます。しかし、たとえば、好きな人ができるとか、あるいはいろいろな人との出会いもあるでしょうから、親が思うようには、子どもは、いえ、彼らは動くはずもないと思います。それでも、彼らが学校に通ううちは、親の資金的援助は欠かせません。だから、仕事をしっかりします。
― そうですか。いつもお母さんとの会話から私は刺激を受けています。私も男ですが二人の子どもがいます。二人とも成人しました。長男は三年間ニュージーランドに留学しました。自分の子どもを留学させる前と後では、コンサルティングが変わったと思います。一言でいうと、「親ばか」の本質が理解できるようになりました。それは、ほとんどの場合が親の自己満足であるということです。そして、息子の留学を通じて、私がいかに親ばかであるかということを、思い知らされた気がします。
「斉藤さんも普通のお父さんということですね」
― 普通の意味はとにかくとして、親はすべて親ばかではないでしょうか。
「それも言えています」
― お母さんが、予定されていなかった長女の留学というところから、このブログがスタートしました。その時に、お母さんは、「親がひもじい思いをしても、子どもを留学させる」旨のことを言われました。それがとても印象に残っています。
「はい、もちろん覚えています。私はとっても幸せです。なぜなら、子どもたちのために、一所懸命に仕事ができるのですから。彼らといっしょに成長できるのですから。
私が子どもをほめるのと同じくらい、子どもたちも私をほめてくれるようになりました。言葉ではなくて、やっていることや、私に対する反応から、それを感じることができるのです。
何があっても、「自分が美しいこと思うことを行い、かっこいいことをする」、これからは子どもたちと一緒にこれができることが、私たちの幸せです。

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