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ボーディングスクールの寮生活-起床と朝食

ボーディングスクールの朝食は7時から始まるのが一般的です。食事の時間は45分から1時間ほどで、この間に寮生たちは朝食をとります。そのメニューは、ホテルのビュッフェとほぼ同じと思えば間違えありません。調理されたもの(Hot meal)は、卵、ハム、ソーセージ、ジャガイモのフライ、ボイル、オートミールなどで、飲み物はジュース(オレンジ、アップル、クランベリーなど)、牛乳、コーヒー、そしてフルーツ、シリアル、パン各種などです。
日本の保護者の皆さんは、ボーディングスクールでは、寮母さんないしは寮長さんなどが寮生を起こしてくれると思っている人が多いように思いますが、実際は、特別なことがない限りそのようなことはありません。寮生は自分で起きて、シャワーを浴び、身支度を整えて、カフェテリアに行かなければなりません。朝、気分が悪い時などは、寮生は黙って寝ているのではなく、その報告は寮管理者に必ずしなければいけません。そうすると、寮母さん、あるいは寮長さんは、本人を医務室に行かせる準備をします。
寮母さんや寮長さんが、寮生の面倒を見ることは間違えありませんが、それはあくまで寮生たちが何をしてもらいたいのかということを寮管理者に報告しなければなりません。すべてが、自宅にいる時のように自動的に進んで行くことはボーディングスクールではりません。
ジュニアボーディングスクールでは、アサインドシート(assigned seat)といって、食事の際のテーブルと席が指定されることが多いのですが、さすがに朝食は自由着席が多いようです。
朝食が終わり、自分の部屋に戻り、授業の準備を手早く整えて、朝のミーティングに出席するか、あるいは1時間目の授業に出席することになります。
各自が朝食を食べているかいないかを、学校がチェックすることはそれほど多くのボーディングスクールで行われてはいません。朝の起床と食事は、寮生の自己管理によって行われるのが基本規則と言えます。もちろん、そのことは、寮の先生から寮生に伝えられますし、毎日の周囲の生徒の日常を見ていれば、すぐに理解できることです。
自分のことは自分でするのが、ボーディングスクールの大原則とえいます。

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