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日曜コラム-図書館

今年の初めにブログを一日も休まず更新することに決めてから、
図書館にも毎週一回通うようになりました。
私は図書館の図書分類の数字は知りませんが、私の通っている市立の図書館には、
図書検索端末機が置いてあるので、読みたい本はそれを使って調べます。
おおよそ、一つの本を読むと、著作に関連した本や著者が
推薦する著書などが出てきます。
それを検索して、プリントアウトした紙を係の人に渡すと、
その本を探しだしてくれます。
図書館には書庫があって、そこには私たちが閲覧できる図書の数倍(あるいは
もっと)の蔵書があるということを最近になって知りました。
世界文学全集、日本文学全集はもちろんのこと、歴代の芥川賞、直木賞、
その他人気の作家、ベストセラーと呼ばれる本などは2年前くらいに
さかのぼれば必ずあります。
図書館では、自分の読みたい本がどこにあるか自分で探す必要はありません。
書棚にある本が探せなければ、貸し出しカウンターの中にいる人に尋ねれば、
一緒に探してくれます。何度かそれをやると、ほんの背表紙の数字と記号の
意味がわかるようになります。
去年の夏、10年生の生徒のアメリカ版、英語通信教育(English for 10th grade)
を指導したとき、図書館は私にとって大切な情報ソースでした。
ギリシャ神話、エドガ・アラン・ポー、オー・ヘンリー、ジャック・ロンドン、シェークスピア、都市伝説など、私に必要な著書と情報はすべて図書館にありました。
余談ですが、私は図書館の貸し出しカウンターの中の人たちが好きです。
言葉がとても丁寧で、(貸す立場なのに丁寧すぎると思う時もあります)
にこやかで、子どもたちにももちろん優しく、何でも親切に答えてくれて、
ほしい本を魔法のように奥の書庫から探し出してくれるのです。
余談を終わります。
何も読む本の特定がない時は、「人生訓」や「ヤングコーナー」などの書棚に
足を向けます。2年ほど前、人生訓の棚でみつけたジョセフ・マーフィーの
自己啓発の本がなぜか、自分のこころに「ヒット」しました。
今まで、同じような内容の本を幾度読んでも感動がなかったのですが、
彼の本には感動しました。これは図書館故の出会いと感謝しています。
今年は、52冊以上本を読むと決めたのですが、何を読むかまでは決めていません。
私の場合、1つの本からいろいろと連鎖が生まれるので、
図書館は重宝しています。
夏は涼しく、冬は暖かい、くつろいで読書のできるスペースもある図書館は、
私にとってなくてはならない存在です。

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