留学コンシェルジュ

日本と英語圏教育の違い:こころの教育3

前日のブログに続きます。
企業で即対応していることが、中等教育、初等教育に反映されるためには、
時間がかかるうえに、子どもたちにも理解できる内容に修正しなければいけません。
現実的には、高等教育を飛ばして、社会教育というのは、
受け手側の意識と組織的な展開を考えると現実的ではありません。
しかし、企業がマーケットに即応している内容を吟味してみると、
技術やシステムに関する内容と精神とに分類され、精神的な内容は
必ずしも経験則や知識体系を必要とするものではありません。
ひとことでいえば、「こころがまえ」であるわけです。
それは、大人にも子どもにも共通するものが多く、今までに何度となくブログに
登場した、「感謝の気持ち」、「思いやりの気持ち」、「尊敬」、など相手から
なるべく多くの情報と知識を得るためのフェアーな方法論であり、
こころの教育そのものです。
教育論と隔たりのある余談で恐縮ですが、私の仕事で最も辛いのはお母さんが
「子どもがかわいそう」と私に言うときです。
「(どうしてかわいそうなのですか)異文化のなかで子どもが不自由を
克服するからこそ留学は価値があると思います」
と私は受けるわけですが、私の言いたいことは、
「かわいそうなら、お手もとにおいて育ててください」ということです。
「それでも、どうして留学させたのですか」
「本人が受けなければならない苦労や試練はお伝えしたはずです」
「文化に優劣がないということも説明しました」
「相手を批判したらキリがなく、本人の成長につながりません」
「本人の我儘を百も承知しているのなら、かわいそうとは言わないでください」
「これから、本人が生きてゆかなければいけない社会で本人の我儘
が認められるでしょうか・・・」
本題に戻ります。
異文化のなかで学習をすることは、いわばわが子を単身赴任させるようなものです。
ひとたび現地におもむけば、日本から本人や学校を遠隔操作することは
難しく、わが子と学校にすべてを任せることになります。
私の仕事の一つは、本人とベストマッチの学校を探すことです。
任せて安心、任されて嬉しいという環境を作ることです。
そのために、私は学校を訪問しその内容を確かめ、情報収集をして、
自分の知識を磨いています。
学校や特定の団体とは提携をしません。
ベストマッチの原則に支障をきたすからです。
私のもう一つの仕事は、留学希望の人およびそのご家族に対するお世話です。
そこには確固たる「教育論」があります。
それがないと、留学がサービスになってしまい、共通の価値観が持てません。
価値観がなければ、目標が決められません。
結果として、教育を語れなくなってしまいます。
英語圏の初等、中等教育を目撃するたびに、私は
「こんな環境が日本で実践されたらどれほど素晴らしく、
その効果があがることだろう」と思います。
私は子どもたちを大切にしたいと思います。
わが子を留学させた気持ちを私のお世話するすべての
人と分かち合いたいと思っています。
故に、子どもたちの何を認め、何を「こころ」から誉めてあげられるか、
いつも私は探しています。

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