日曜コラム 雪
厳寒のアメリカ、ニューイングランドから帰国して一週間ほどになります。
日本に到着したのは、先週の土曜日、夜でしたが、
飛行機から降りて連結通路を歩いた時、やっと氷の国から解放されたと
思ったのですが、月曜日、また厳冬の地に戻ってしまいました。
雪に大変慣れているアメリカと違い、関東地方は大騒動。
雪の降った月曜日、午後2時ころにオフィスを出ました。
夕方から夜にかけての交通マヒが雪の降りようで容易に想像できたからです。
3時前の電車は、外で津々と降る雪をのんびりと
眺めていられるほど空いていました。
あと1時間半遅ければ、家に着くまでの道を自転車で行くことさえ、
大変だったと思います。
翌日は、降った雪が凍って交通網は大混雑、私の住まいの周辺も
自転車に乗れない程の降雪と路面凍結だったので、自宅で仕事をしました。
雪国育ちの家内はさっそく私と息子に雪かきを指示して、
私はいつもの仕事のルーティーンを始めたのは、11時ころになりました。
翌日は、朝の電車が多少遅れはしましたが、無事、
いつもの日常に戻れました。
不思議だったのは、皇居周辺の雪がかなり融けていたことです。
オフィスの目の前が皇居の北側、平川門ですが、
門や橋は係の人たちが除雪作業をされたようですが、
橋と道路のかなり広い歩道スペースにほとんど雪がないのです。
朝の運動をする家の近くの公園は今でも雪に埋もれているというのに、
なぜ皇居の周辺は、水曜日にはジョギングができるほどに
雪が融けていたのかが不思議です。
家の隣、1500平米くらいの畑ペースもまだ真っ白です。
駅近くの自転車置き場も雪に埋もれた自転車が沢山あります。
マンションの日陰道は、いまだに凍結状態で路面が見えていません。
駅まで自転車で10分程度ですが、その間に手袋をしていても
手の感覚がなくなるくらい朝は冷えます。
この寒さ、もう少し続くようですが、
あと一か月もすれば、春がやってきます。
数十年ぶりの寒い日が続きますが、
皆さん、お体ご自愛ください。
