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The National Society of High School Scholarsについて

先日、この9月からボーディングスクールで最終学年を迎えるある生徒のお母さんから、表題の組織から郵便で加入を促すメールが届いたので、解説をしてほしいとの依頼がありました。
この組織は、ノーベル賞を創立したノーベル家の一員であるClacs Nobel氏によって設立されたそうですが、その目的は、大学進学への奨学金給付、会員のためのリーダーシップ教育、ボランティア活動、そして会員だけに与えられる授業料の特別ディスカウントとあります。
会員になるためには、会費として95ドルを支払うことが必要ですが、これは1回限りのものであり、この組織が選んだ生徒のみに会員となる資格が与えられるとされています。では、どのようにしてこの組織は会員となる生徒を選抜するかですが、based on outstanding scholastic achievement and academic excellenceとあります。
しかしながら、どのくらいの成績の伸びを示した生徒あるいは、優秀な成績を取った生徒が選抜され、会員となるためのレターを送られるかというその具体的な基準については、一切述べられていません。
おそらく、学校側からこの組織あてに生徒を推薦するなど、この組織と世界の中等教育機関はなんらかの連携があるのかもしれません。
ノーベル関連の組織ですから、成績優秀で意欲に満ちていて奨学金を必要とする生徒を積極的に応援できる潤沢な資金を有しているのでしょう。この組織から選ばれた生徒は大きなチャンスを与えられたことになると思います。
このチャンス、英語圏の慣習ですが、自分で積極的に利用しないことには、機能しません。
組織と自分との関係を考えて、加入することで自分にどのようなメリットがあり、組織と付き合っていけるのかというイメージが明確でなければ、奨学金をいただけるわけがありません。
この組織はおそらく、入会を促すレターを送る相手を綿密に調査し、選別しているわけではないと思います。学校と連携して、奨学金を与える可能性を学業面から考えて、加入を促すレターを世界に発送していると思います。
日本人留学生として、この組織の会員となることは、「チャンスを生かす」という発想を、より具体的に考えるとても良い機会になるのではないかと思いますが、会員であることのみで、活動がなければあまり意味がないと思います。

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