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日曜コラム―台風一過・USオープンテニス

今年は台風の多い年です。
台風一過で季節が秋に向かうのがこの時期の特徴ですが、
今年はたて続けに台風が日本を通過しました。
更には、これからもまだ台風が日本を横切る可能性があるようです。
いつもなら、今がゴーヤは収穫時で、我が家のゴーヤは
10月半ばに片付けるのですが、今年は台風による強風と雨の影響で、
これから大きく成長する筈だったゴーヤの実がみな黄色く変色して、
収穫できませんでした。
今までにないゴーヤの不作に今年の台風の強風と雨の驚異を感じます。
おそらく、レタスやキャベツ、そして果物農家は大損害でしょう。
テレビでは、台風が来るたびにヘルメットと雨具で武装した
キャスターが悲壮な表情で台風のすごさを語ります。
一連の台風が過ぎて、ぐっと日中の気温が下がったと思います。
皇居をジョギングしても台風前の激烈な暑さと湿気から、それらが過ぎてから
がくんと気温が下がって、汗はかくもののその引き度合いが変わりました。
これから季節は秋に向かいます。
地球の北半球、地球のほぼ裏側のニューヨークでは、
テニスの4大大会の一つUSオープンが開かれています。
錦織圭選手は危なげなく勝ち進んでいると言いたのですが、
2回戦カレン・カチャノフ(ロシア)との対戦では、1対1のセットオールから
ゲームカウント4-4で雨のための中断があったのですが、
これは錦織選手に味方したと思います。
カチャノフ選手は20歳、198cmの長身で、とにかくサービスエースが多い。
失うものは何もなく、ハードヒットと200キロを超えるサーブで攻めてくる
カチャノフを調子に乗らせると手が付けられません。
その意味で、1セットオールで4-4のゲームからの中断は、
カチャノフ選手に勝てるかもしれないという心理的プレッシャーを
与えることになってしまい、今までの無心のプレーを
失ってしまったのではないかと思います。
一方の錦織選手は、2時間半あまり中断で、マイケル・チャンコーチ他の
スタッフと十分に話し合えたはずで、若手カチャノフの攻略については、
具体的な指示を十分に得たはずです。
それを実践できる錦織選手の実力と経験はさすがに世界ランキング10位以内です。
中断後、錦織選手は第三、第四セットを難なく奪って勝利しました。
錦織選手の第三試合は日本時間日曜日、早朝に予定されています。
彼の持ち味にして、最大の特徴であるストロークの妙に期待し、
宿敵、アンディー・マレー選手との準決勝での対戦を期待したいと思います。

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