留学コンシェルジュ

留学生とAI。その付き合い方。/ そこにロマンはあるか?留学成功の本質

引き続き、私がAIに関連している投稿を連投しているのには訳があります。

この考察自体が、極々近い将来の子供達の留学の成功、そしてボーディングスクールのアプリケーションプロセス対策に直結しているのがその理由です。

実はこの文章についてもAIで切り盛りする事も可能でしょう?このブログの校正についてはAIを利用するかもしれません。現在のビジネスマン的なトレンドで言えば、AIを利用しないこと自体がナンセンスであり、グローバルな大企業や最先端技術関連のプロジェクトに関わる私の大学院時代の同期に聞いてもAIを利用しないという選択肢は無いといいます。

だからこそ、子供にそれを大人と同じように使わせて良いのか?と言われればその答えは「NO」だと思います。

その理由は、まだ子どもたちには大人が経験したきたような、特に優れた業績や経験を残してきたようなバックグラウンドを持っていないからです。この段階でのAIの利用については最新の注意を払う必要があると考えています。現状、AIは優れたアウトプットを人の手では考えられない速さで生成をしてくれますが、その完成度のレベルは最終的にはその人自身の能力に依存するのが実情です。

最近ではYoutube, noteなどで簡単に自分自身の考えなどを発信するツールが増えてきました。人間というのは賢いもので、AIで書かれている文章、生成されている動画については、少なくともプロンプトの作り込みの浅い生成物については、文章の構成や表現方法を見るだけで、AIとわかるものがたくさんあることをこのブログを読んでいる読者さんも感じていらっしゃるでしょう。

弊社でも編集部の書くブログ(私個人のブログは現時点ではすべてマニュアルです。)についてはある程度AIを使うことについては否定をしていません。

ただし。(これが重要)

そこに自分の確固たる主張があること!を条件としています。

AIで作らせた文章に自分の気持ちが乗っていない場合、文章とその本来の書き手の気持ちがリンクしていない。日本では「言霊」とはよく言ったもので、その人が発する言葉、もしくは記した言葉には「魂」が宿ると昔から考えられています。AIで作らせた文章に作成者の気持ち=こころが乗っていなければ、それは残念ながら「なにものでもない」のです。

人は昔から、作品に宿る「ストーリー」や「ロマン」に感動します。先のブログで言えば、商品のプロフィールや値段といった数値化できない、非認知的な分野に価値を置く習慣を本能的に宿しています。

本当の「モノ」にこだわる人は、例えば時計や楽器などを例にすると、そのブランドの持つ伝統や歴史、製造工程における特殊な手法、そこから導き出された精度の高い製品を一つのパッケージとして評価します。それこそ、その「モノ」を手にする瞬間に、頭の中では、製品のバックグラウンドが頭の中で再現されるからこそ、所有することに対する満足感を得るのでしょう。例えば、一見、同じ見た目の大量生産された模造製品があったとしても、こだわりを持つ人には全く受け付けられないものになります。

このロジックは学校の教育にも当てはまります。外見だけよく見せるためのAI利用は結局のところ、大量生産の産物であり、その子供のバックグラウンドを表現するためのものではありません。熱意のある教育者がみれば、その子供と文章に心のつながりがないことはすぐに分かるのです。

AIを使いがちなボーディングスクールに通う現役の生徒たちに私は言います「You are better than that!」、AIで表現できるほど、君の魅力は浅く無い!と。

例外もあります。

セルフブランディングができるのであれば、「既製品も価値を持つ」

セルフブランディングのアイデアについて私の自身のこんなエピソードがあります。

私がユニクロで買った、シンプルなセーターの袖口の糸がほつれてしまいました。「みっともないから捨てないとな・・・」といった側で、私の妻が「イタリアの漁師さんが着てるセーターみたいになってよかったね」と言いながら、袖口を直してくれました。私にとって、この使い古したセーターが突然、新品では味わえない、「深み」を手に入れた瞬間です。直してもらった少し歪なセーターのほつれが、私にとっての「味」となり、唯一の「ブランド」になった瞬間です。今では、このセーターを着るたびに、私の頭の中では、イタリアの田舎の漁港から小さな船で魚を採りに行く漁師になった気分を味合わせてくれます。そのおかげでこのセーターはすでに、私にとって既製品ではなく、「ブランド」を纏った特別なモノになりました。

このエピソードは既製品のユニクロセーターの自分自身に向けたブランディングの成功例ですが、私がここで言いたいことは、既製品であっても、たとえAIが作り出した文章であっても、そこに自分自身の魂が宿る(=ブランディング)のであれば、それは決して悪いものでは無いということです。

どんなブランド物よりも、大切な人がくれたプレゼントの方が価値があること、超高級ホテルに一人で泊まるよりも、大切な家族と小さな旅館で過ごす一夜の方が尊いことを皆知っています。

AIが作り出した文章や作品に対して、こんなエピソードと同じように自分の「こころ」がリンクするのであれば、そこには十分に良いものになる可能性を宿します。。

ただし、AIで作られた文章とあなた自身の「こころ」には、遠い遠い距離がありますから、それを埋める作業については結局のところ、自分自身で考えるしかありません。(今後、AIが発展して直接、あなたの脳のリンクをすることができるようにあれば、その時はまた話は別かもしれませんが・・・。)、最終的に、AIは外堀を埋めてくれるかもしれませんが、中身を埋めるための作業については、自分自身で手作業で行うしかないということです。

「行うしかない」というのは語弊がありますね。この作業が一番楽しい!作業なのですから。なぜならば、自分自身に「違い」を生み出すための作業あり、自分を「ブランド化」するための尊い作業だからです。

AIで楽をしていたら、せっかくのそのプロセスをスキップしてしまうことになり、とてももったいない!。回りくどくなりましたが、私の生徒たちにはそれを伝えたいと思います。

忘れないでください。ボーディングスクールの教師たち、そしてアドミッションスタッフは、生徒たちをじっくりと吟味します。まるで、生徒たちをそれこそ、コレクターにとっての「時計」やミュージシャンにとっての「楽器」の如く、教育者として、生徒たちを吟味しています。あなたは、AIで取り繕った自分を見せますか?それとも、自信を持って作り上げた「ブランド」に隠された、人を感動させるっストーリーを見せますか?

現時点でAIが出来ること、出来ないこと、をしっかりと見極めることがとても大切です。

留学についての相談、留学をすでにしている生徒等についての相談も受け付けています。いつでもお声がけください。

相談窓口は→こちら

 

 

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