留学コンシェルジュ

子供がホームシックにかかったら・・・。(親の対処法も)

ホームシック。

普段住んでいる場所から遠く離れて暮らし始めるとレベルの差はあれど、誰もが経験するものではないでしょうか? それは留学を始めた留学生にとっても例外ではありません。文化も言語もそして町並みも全く異なる海外で暮らす訳ですから、留学生の方がホームシックにかかりやすいと言えます。

2月の新学期からニュージーランドの長期留学をスタートさせた子供たちはちょうどホームシックにかかりやすい時期になっていると言えるでしょう。送り出した親御さんでも「どのように対処をしたら良いものか?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

アフターコロナに着実に向かっている世界状況の中で非常に有効なコロナ対策を行っていたニュージーランドは去年の10月に長期留学生の受け入れを全面的に解放しました。

ニュージーランドの10月は4学期制の最終学期に当たるため、実質的にこのタイミングで留学を開始することは稀で、本格的な留学の再開は今年の2月初旬の1学期目(Term 1)からと言って良いと思います。

私のサポートする子供たちも数名ニュージーランドに飛び立ちました。皆今回が、初めての長期海外留学になります。

ニュージーランドはコロナ前から日本人にとって安全であり、また留学生に対する語学サポートの充実度などから人気の留学先でした。その良さは今も変わっていません。比較的初めての留学でもしっかりとしたサポートのもとで留学生たちがしっかりと成果を出せる環境を提供できるのがニュージーランド留学の魅力と言えます。

しかしながら、決して甘くないのが留学です。初めての長期留学生の多いニュージーランドにおいてもホームシックは子供たちにとっても、ご家族にとっても乗り越えるべき困難の一つです。これは渡航後の1ヶ月以内に現れることが多く、2月の初めに渡航をした子供たち、親御さんからいろいろな相談をこの1ヶ月ほどで受けてきました。

ホームシックは今まで家族と共に一緒に暮らしていた子供たちにとっては当然のことのように起こるもので自然な現象と言えます。そしてこのホームシックも時と共に段々と収まっていくこともまた自然な現象言えるでしょう。

それでも、その渦中にある子供、親御さんにとっては気が気ではありません。

特に今ではネットを使ってリアルタイムで話をしたりメッセージを送り合ったりすることができるので、子供から発せられる

「学校に合わない!」

「差別にあった!」

「授業が全くわらかない!」

「同級生に冷たくされている!」

「日本に帰りたい!」

などの言葉を聞けば親としては居ても立ってもいられないのが心情です。

親としてもいつも同じ屋根の下で暮らしていた子供が海外へ行ってしまい寂しい思いをしているタイミングですからなおさらです。「間違った判断をしてしまったのではないか?」「家に戻すべきなのかもしれない。」いろいろな考えが巡ります。

結論からお話しすると、コンサルタントとしてもホームシックについての相談は毎年のように受けますが、初期のホームシックが元で留学を取りやめて帰国した子がいるか?と言うとそれは皆無です。

子供たち、そして親たちがこの問題にどのように対処して乗り越えていくのか?次回はそこに触れていきたいと思います。

 

 

 

 

 

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