留学コンシェルジュ

留学生が夏休みの期間に取り組むべき事。②

前回のブログでは夏休み前の1年間の総括(PDCAサイクルのCheck)の作業の重要性について触れていきました。そして、一般的な日本の学校からボーディングスクールへの留学をした場合の生徒においては、英語力と授業への積極性についてレポートを通して先生たちから指摘を受ける事が多いというところに触れていきました。

今回は、PDCAのAction、実際に起こす行動の部分について触れていきたいと思います。まず、この英語力と授業に対する積極性については子供達の個性を除いて考えてみるとその根本的な評価の原因となっているのは総合的な英語力にあると考えています。

たとえ日本においてインターナショナルスクールに通っていた経験のある子供でコミュニケーションにおける英会話力については問題がない場合でも、ボーディングスクールでの学習のための英語力については不足しているケースが多くあります。

英語力という一言で言ってもそこには多くの要素があり子供たちが最初に身につける英語力はコミュニケーション能力でいわゆる「英会話」にあたる部分でこれについては基本的な英文法を押さえている生徒であれば半年もすると大体のコミュニケーションを理解し、会話についていく事ができる様になります。問題はもう少しアカデミックな部分においての英語力です。すなわち「Reading」「Writing」の部分がそれに該当します。友達同士では普通に英語でコミュニケーションが取れるのに、授業になると途端に存在感がなくなってしまう、そんな傾向のある生徒もこの壁に当たっているケースが多いと言えます。

ボーディングスクールにおいて授業についていくためのスキルとしてReading は欠かせないスキルとなります。日本においてはこのコロナ禍においてオンライン授業の重要性が増し、同時に「予習」→「授業」の重要性を説く「反転授業」の有効性について語られる機会が増えてきましたが、ボーディングスクールにおいては100年近く前から「反転授業」が大前提となっています。それはPhillips Exeter Academy(諸説あり)が発祥となるハークネステーブルという楕円形のテーブルでの授業において見る事ができます。授業に参加する先生と生徒が対等な目線で自主的にディスカッションを前提とした講義を行うシンプル且つ、最適な手段として今でも多くのボーディングスクールで採用されています。

そして、授業に参加するためには以下の3点のプロセスが基本となります。

①先生から次回の授業の課題、関連図書についてのガイダンス

②本の読み込み、理解、自分なりの意見をまとめる

③授業に臨む(お互いの意見を交わす)

すなわち、反転授業における準備を行なっていない場合、そもそも授業についていく事ができずに結果的に授業中の積極性に欠ける行動につながるという事が日本人の子供の場合は多く見受けられます。そして先の述べたように、その原因を紐解くと、Readingのスキル不足から授業前に要求される膨大な読書量について行けずに結果的に②以降のプロセスが未完成のまま授業に臨むことになってしまうということです。

上記の事から、夏休みに子供達が次の年次の飛躍に向けて行うべき事はReadingを含む英語力の強化という事になります。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

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