留学コンシェルジュ

ニュージーランド学校訪問 2023 / St. Peter’s School, Cambridge

今回のニュージーランド学校訪問も最後の目的地への向かう日となりました。

夏の終わりの少し肌寒さを感じるロトルアのホテルを出発して内陸へ約1時間ほどのケンブリッジへ向かいます。ちなみにアメリカのボストンにもケンブリッジという街がありますが、ご存知の通りそのオリジナルはイギリスにあります。ニュージーランドもアメリカのボストン周辺もイギリスと見紛うほどイギリスの地名の名前の街に出くわすことがありますが、どちらも開国当初、イギリス人が移住したきた頃からの歴史を色濃く残す地域という共通点があります。それは街並みを見れば一目瞭然です。ニュージーランドのケンブリッジはとてもこじんまりとした街ですが、イギリスの郊外を思わせるハイストリートには雰囲気の良いレストランやカフェが並んでいます。

こんな可愛らしい街に立地するのは、ニュージーランドでも名門のボーディングスクールとして名の知れている学校、St Peter’s School Cambridgeです。(実はSt. Peter’s Schoolという学校は他にもあるので地名をつけることでそれぞれの学校を判断します。)この学校は純粋な私立の学校として1936年から運営されています。

この学校はYear7-Year13までの子供たちが約1100人ほど学ぶ大きな学校ですが、その分施設の充実度もインテグレイティッドスクールや公立の学校には及ばない規模と充実度を誇ります。日本の小学6年生年代からボーディング生として受け入れをしてくれる数少ない学校の一つでもあります。

今回の訪問では、私がサポートをした生徒がキャンパスツアーに同行をしてくれました、彼にとって今回の私の訪問はサプライズでしたが、現地で彼が一生懸命頑張っている姿を見るととても嬉しいものです。日本から緊張の面持ちで渡航をした子供が現地でこうやって学校の案内をしてくれるのはコンサルタントとしてとても感慨深いものがありますね。

一緒にコロナ禍を頑張って、やっと留学を実現させた私の生徒との久しぶりの現地での再会!そしてキャンパスツアーを担当してくれた!本当に誇らしい! 広大な敷地にはボーディング、教室、ゴルフコースから乗馬施設まですべてが揃う

アカデミックにおいても優秀な学校でありながら、Y7-Y10までの早い段階で入学をする場合は充実したESLもあるので、入学時点での英語力については幅広いレベルで受け入れてくれます。純ジャパの子供が世界へ羽ばたくための登竜門として魅力的な選択肢となり得るでしょう。

私のところへ来るお問合せも対象となる子供の年齢はだんだんと若年化してきていますから、そのようなトレンドにもマッチした学校と言えます。

ニュージーランドにおいて私立のボーディングを選択するメリットはアカデミックサポートの充実度はもちろんのこと、週末の課外活動、乗馬やゴルフ、ユニークなところではブドウ畑の栽培など、興味関心が無限大の年代の子供達に最大限の学びの場を提供できるところにあります。しかもそれがキャンパス内で提供されているわけですから、その充実度はアメリカのボーディングに匹敵すると行っても過言ではありません。

International DirectorのLaureeさんは日本滞在経験のあるとても温かい方で彼女のオフィスのあるInternational Officeには留学生たちが頻繁に出入りしていました。

この機会に私もいろいろな生徒たち、台湾、香港、日本、ドイツ、そしてオーストラリアの生徒たちがこの学校の環境の素晴らしさについて語ってくれました。語ってくれた内容もさることながら、彼らのイキイキとした表情がとても印象的で、話してきるこちらも楽しくなりました。Laureeさんのが率先して、週末などの時間を利用して留学生たちの交流イベントを開催してくれていることも、彼らの楽しそうな表情の源泉になっていることは間違いないでしょう。

食堂は格式ある雰囲気。食事の評判も良い。右上の写真はゴルフコースの一部、裏手にはゴルフクラブが所狭しと並んでいた。下の写真は、インターナショナルオフィスに出向いてくれた生徒たち。彼らのWelcomeな雰囲気は、緊張の面持ちの今回訪問をした生徒の表情を和やかにしてくれた。みんなありがとう!

この学校も今回訪問した他の学校と同様に日本語を科目として教えています。日本からの留学生の多くも実は日本語を科目として選択しています。(もちろん、他の言語の選択も可能)「日本語を勉強する必要あるの?」と疑問に思われるのは当然のことでしょう。

しかしながら、ここには大きなメリットがあります。留学生にとって、現地の英語ネイティブの生徒たちとの交流には実はとても高いハードルがあります。これは国を問わずどこの国に留学をしても同じです。これを自らの力で乗り越えることが留学の醍醐味でもありますが、日本の生徒が日本語の授業を取ることは、そのハードルを下げてくれる一つのツールとなっています。

なぜか? 英語を母国語としない日本の生徒がイニシアチブを取ることの出来る数少ない機会であるとともに、現地の、それも日本、日本語に興味のある生徒たちとの出会いの場としてとても貴重な機会を提供してくれるからです。ここを足がかりとして、現地のコミュニティに馴染むきっかけを掴む子は実はとても多いのです。

ニュージーランドらしい、温かさとアメリカのボーディングに匹敵する教育環境を備えるボーディングスクールがアメリカの費用の60%〜70%ほどの金額で提供されている事を考えると、お子様の留学先として現実的な選択肢の一つと言えると思います。

 

 

 

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