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ボーディングスクール生活について

アメリカのボーディングスクール、新学期は9月上旬に始まります。8月の休み期間に学校訪問をした時は、森閑としていたキャンパスにあわただしさと活気が戻ってきます。休み期間中はカジュアルな格好で勤務していたアドミッションスタッフも普段のドレスコード(服装の規定)に戻り、カーキーあるいはグレーのズボンに襟付きシャツにネクタイ、ジャケット着用して、来期に向けて生徒募集活動を始めます。
一年の留学を終えた生徒たちに持ち物について聞きました。
寝具は比較的大きめのものを揃えれば、大は小を兼ねるで間違えないそうです。マットレスカバー、シーツ、ブランケット(毛布)、ベッドスプレッド(上掛け)、枕などは、アメリカの場合、ターゲット、ウォールマートのほか、ショッピングモールに行けばどこにでも売っています。
日本から持参することがほぼ難しいこれらのものは、単身で渡航する留学生のために学校は、その開始後なるべく早い時期に買い物ツアーを行い生徒たちの便宜を図ってくれます。その時に、寝具だけでなく、デスクランプ、バスタオル、ごみ箱など、寮の部屋で必須となるものもこのツアーで買うことができます。
現場の生徒たちの意見では、身につける下着類は日本製が品質が良く、長持ちするので大目に持参したほうがいいということでした。学校生活では毎日洗濯はしませんから、最低でも一週間分の下着は用意するのがいいと思います。
洗濯はどのボーディングスクールにもランドリールーム、あるいはスペースがあり、洗濯と乾燥ができるようになっています。ドライクリーニングを含めて、1年間800ドルから1000ドルくらいで洗濯を請け負ってくれるランドリーサービスを利用することもできます。
ウィークデイの学校活動終了まで、すなわち放課後のスポーツが終えるまではドレスコードに基づいた服装が必須となります。一般に男子はカーキかグレーのズボンに襟付きシャツ、学校によってはネクタイ着用が義務づけられています。
女子は、スカート(丈は決まっています)にブラウス、あるいは襟付きシャツが一般的です。靴は男女とも革靴となっています。
このドレスコードは公立の学校にはなく、ボーディングスクールを特徴づける生徒たちの服装となります。
ジャケットはスポーツジャケット(ジャンパーなどの防寒上着)を可とするところと紺のブレザーなどを指定している学校があります。いずれにしても、アメリカ東海岸地方の冬はマイナス30度くらいまで気温が下がることがあるので、11月になればダウンジャケット、オーバーコートなどが必要です。
土日の服装は学校が指定するイベントなどが無いかぎり、カジュアル(平服)となります。

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