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英語力と生きる力 9 英語圏教育システムの特徴

<前日のブログに続きます>
ボーディングスクールの最大の特徴である学校イコール生活環境という状況は、伝統に支えられないと機能しないかもしれません。そもそも、多情多感で、いろいろなことに好奇心や興味を持つ年齢の子どもたちを一か所に住まわせて、勉強させ、難関と言われる高校や大学入学させるというシステムは、いくつかの人間形成の要素が統合的に機能しなければ、果たせるのもではありません。
どうしたら寮生たちを自ら勉強に取り組ませることができるかという学校に与えられた課題をボーディングスクールのスタッフは100年以上にわたって考え続けています。世の中がどのように変化し、進歩し、発展しても、人の根底にある好奇心や探究心という目に見えないこころの問題に彼らは積極的にチャレンジをし続ける人たちです。
ボーディングスクールの先生やスタッフにやる気を起こさせる要因はと聞けば、最初に「継続すること」の大切さを挙げると思います。中途で投げ出さない、諦めない、目標を決めて結果を出すことは、長い人生のなかで基本となるこころのありようであることは間違えないと思います。
やる気になる学校とはいったいどんな学校なのでしょうか。一言でいえば、生徒を主人公に考えられる学校ではないかと思います。学校を主人公にすれば、偏差値の高さが最も簡単で具体的でわかりやすい学校運営の目標となるでしょうが、生徒を主人公にした場合、果たして彼らの本音として、学力を向上したいというでしょうか。
彼らの本音は、好きなことを好きなだけしたいということになると思います。
そこでボーディングスクールは、スポーツ、音楽、広範な芸術ができるように放課後の時間をあてているのです。それらに対する生徒の専門性は問いません。そして、生徒たちが初めてやることをとても歓迎します。
たとえば、テニスを今までやったことがなくても、1年間素振りと球拾いなどということはあり得ません。生徒の技量を分けて、それぞれが最も自分の力を出しやすいように、継続できるようにやらせるのです。
つづく

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