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教育の多様性-於マサチューセッツ州ボストン

アメリカでの学校訪問、同行するご家族より1日前にボストン入りしています。
異文化のなかに単身でいると、その訪問回数に関わらず新たな発見や
驚き、そして感慨深いものを感じることができます。
今回の学校訪問の旅を始めるにあたり、ネットの活用の多様さと、
ボーディングスクールの教育の多様さに思い至っています。
ボーディングスクールでは、中学、高校に関わらず、
ネット情報を活用することは必須になっています。
教科書の注文、健康管理情報の入力、成績や生徒の学校医生活管理は、
もはや紙媒体によるコミュニケーションは
ボーディングスクールにおいてはなくなりました。
それは、すなわち留学生はすべてパソコンの基本操作と入力が
必須であることを意味しています。
TOEFL、SSATといった英語力試験ももはや紙による解答ではなくなっています。
ボーディングスクールにおいては中学時代から、
先生が生徒に課する課題の調べもの(リサーチ)に関しては、
ネット活用が必須です。
好むと好まざるとにかかわらず、留学生たちは10代の初めから
ネット世界に飛び込んでいくことになります。
調べることに関しては、瞬時に回答が返ってくるネット情報の世界においては、
情報をどのように活用するかが大きな問題となることは言うまでもありません。
ボーディングスクール教育においては、
日本では当たり前の膨大な暗記知識は求められてはいません。
暗記する時間は、考える時間になります。
考えるのみならず、ディスカッションによる意見交換、また自分の意見の
発表が文科系クラスにおいては中心となると言っていいと思います。
ネットを活用した教育を盛んに取り入れる一方で、クラスにおいては、
人とひととのつながりを基本とした情報交換が伝統的に
継承されていると言えるでしょう。
留学生たちは、今までの教育と全く違ったアプローチと手法に戸惑いながらも、
新たな価値観を見出していくことになります。
つづく

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