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日曜コラム 於シカゴオヘア国際空港

10月はボーディングスクール学校訪問に最適な時期です。
これからの学校訪問に備えて、少しばかり早めにアメリカ入りして、
今、シカゴオヘア空港の国内線ラウンジにいます。
この空港での入国審査は、電子化によって著しく改善され、
導入前の気の遠くなるような審査待ち時間は解消されました。
週末でシカゴ空港へのフライトが大混雑する時間であっても、
30台をこえる入管登録機により、待ち時間は殆どありません。
日本語での対応も可能なので、英語力にかかわりなく、入管手続きは
問題なく行えるといえます。
シカゴ国際空港は、恒常的に空港改善のため工事が行われています。
今回は、国際線到着ターミナル5と国内線移動のためのモノレールが停止され、
移動はすべてシャトルバスでした。
日本であれば、「お客様には、大変ご不便をおかけして申し訳ございません」
というようなアナウンスがうるさいほどに流れるところですが、
アメリカでは、そのようなアナウンスは一切ありません。
彼らには、そもそも「申し訳ない」という発想がないのだと思います。
改善のための不便は当然のことで、一時の不便は、
未来の発展のための必然と発想するのでしょうか。
詫びの言葉を連呼されるよりも、現場対応がしっかりしていれば、
ユーザー側としては、文句はありません。
シカゴ国際空港の国内線ターミナルは1,2,3です。
私はUAをいつも利用するので、1に移動します。
午後のUAラウンジは、驚いたことにスキヤキ鍋が用意されていました。
食にも改善が見られると思いきや、残念ながらその味は期待外れでした。
サラダ類は生野菜そのものですから、いいのですが、
調理が加わると、日本的テイストはアメリカではすべからく期待できません。
勝手な想像ですが、アメリカでは国の創立から発展のなかで、
食に対する繊細な配慮に意識を集中している時間が無かったのでしょう。
食は期待できませんが、施設や設備の改善、
進展はいつも感心させられるのが、アメリカという国です。
それは、ボーディングスクールにも当てはまります。
進行中の工事現場のないボーディングスクールは稀なのです。
寮、学習棟、スポーツ施設など、必ずどこかで工事が行われています。
さて、今回の学校訪問、2週間の長きに及びますが、
そのハイライトをブログで述べたいと思いつつ、国内線の飛行機に搭乗します。

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