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あるお母さんのカルチャーショック その8 英語力・勉強という副産物

<土曜日のブログに続きます>
留学する、あるいはさせる動機は、「多様」ではないと私は思います。
第二言語を使えるようになりたい、ということと、新しい世界を
見たい、体験してみたいということに集約できると思います。
ところが、実際に留学をして、あるいはさせてみると、その効用が
違った角度から鮮明に見えてくるようになります。
私は、それを総称して「生きる力」といっています。
生きる力という世界を垣間見ると、たとえば英語力や勉強の結果
などへのこだわりが少しずつですが、薄くなるように思います。
なぜそうなるかというと、英語力にしても勉強にしても、
自己実現の手段であり、目的ではないからです。
「英語が話せたらいいなあ」と思う人はたくさんいると思います。
願望の段階までは、外国人と対等に胸を張って、話している自分を
想像しますが、問題なのは「何」を伝えるか、「何」を聞きたいかであり、
「話すこと」そのものではないことが英語を使えるようになるとわかります。
同様に、勉強にしても、結局そこから何を学び、それをどのようにして
自分に役立たせるのかが、人生における勉強の意味だと思います。
日々、海外にいる生徒たち、また日本のお母さん、お父さん、そして
学校の先生方と留学について私は語る機会があります。また、
話を伺う機会も同様にたくさんあります。今日の表題は、
あるお母さんからのメッセージの一部なのですが、
梅雨のこの時期、私はとても晴ればれとした気持ちになります。
英語力・勉強が副産物であるならば、主産物は何でしょうか。
お母さんという視点で考えると、家族の絆といえると思います。
家族である以上、自分の考え方、生き方が子どもに伝わるのは必定です。
よくも悪しくも、親子ですから自然のことです。
しかし、あまりにも近すぎて、自分の価値観を押し付けていないつもりでも、
結果としてそうなってしまっているということはないでしょうか。
いろいろなことに対する達成目標に、無意識に高いハードルを
つけてしまっているということはないでしょうか。
もし、「ない」とすればそれを証明することはできるでしょうか。
私が、あるお母さんからのメッセージにとても感動しているのは、
子どもたちが留学することで、たくさんの気づき・発見があり、
彼らとのコミュニケーションを通じて、とっても謙虚に自分を見つめ、
子どもたちに感謝できるということを知ったからです。
「すごいなあ」と私はすなおに感じています。
南北、赤道を隔てて正反対の場所に子どもたちはいるのに、
寡黙な二女が、「ママが自分のママで良かった」という。
これには、涙が出ます。
つづく

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