留学コンシェルジュ

ペアレンツウィークエンドに参加したお母さん

今月のブログはペアレンツウィークエンドに参加した
ご夫婦の記事からスタートしました。その学校では例外的に
9月末にペアレンツウィークエンドが行なわれました。
10月のはじめにあるお母さんからペアレンツウィークエンドに
参加するべきかどうかの質問がありました。
もちろん、私は参加をお勧めしました。
英語には不自由しないお母さんですが、参加に際して先生との
アポの取り方、質問のポイント、現地学校での一般的な注意事項など、
アドバイスをお母さんに電話でお伝えしました。
―では、帰国後のご連絡を楽しみにしています。
「はい、帰りましたら、連絡させていただきます」
ということで、先週のペアレンツウィークエンドに参加した
お母さんからご連絡をいただきました。
コミュニケーションに難儀をし、ルームメイトとの関係に悩んだ結果、
相棒を変え、数学のクラスを2学年特進しても、さらに簡単といい、
2軍(JV)サッカーチームでは、本人いわく下手な連中に腹も立て、
チェスはおそらく学校で一番、得意のピアノでチェロと合奏する
大変ユニークなわが子と2か月ぶりの再会にお母さんは、
息子の姿を見て安心したといいます。
音楽の先生が彼の寮父でもあるのですが、やたらと生活面で細かいこと、
アメリカ人の数学力が「信じられないほど」低いこと、
Physicsと思しきクラスで、お母さんはあまりに退屈で
居眠りしてしまことなど、貴重なご意見をいただきました。
結局、お母さんの話を総合すると、この生徒の場合、
語学力は欠けているのですが、数学的知識や問題の解法は
相当に進歩しており、その格差を親子ともに実感したということに
なると思います。
彼が英語力の不足もあり、10年生でなく9年生からの入学だったので、
1年間、しっかり英語力を養ってテンスクールズへの転校も考えられる旨の
提言をすると、お母さんは、
「斉藤さん、仮に息子がテンスクールズに入れたとしてそれなりの数学の授業が受けられるのでしょうか」
―それは、私にはわかりません。しかし、プリンストン大学に近いHun School of Princetonでは数学に秀でた生徒はプリンストン大学で数学の授業を受けているということを聞いたことがあります。問題の本質は英語力と数学力の極端なギャップにあると思うのですが、来年の出願は今からだと遅く、再来年の出願となると、11年生での入学では、相当優秀な成績と完全な英語力をこれから1年で完成させることになります。もし、それが本人の精神衛生に影響するのであれば、現在の学校で優秀な成績を収めるほうが、進学も楽になるでしょう。
「そうなりますか。1年遅らせてテンスクールズに入学したとして、2年遅れることになりますから、それはもったいないですね。」
―テンスクールズにこだわらずに、今の学校で良い面を見つめていったらどうでしょうか。
「そうですか。息子と話をしてみます。」
―そうですね。彼が今の学校社会を受け入れて、不得意な語学面を徹底して伸ばすことで、先が見えてくると思います。
「これからも、アドバイスよろしくお願いします。」
―はい、よろしくお願いします。
学業面では、いろいろと勘案事項があるようですが、
わが子が思ったよりも元気で、先生方から誉められたことに、お母さんは
安心したというのが本音であると思います。
半日だけの授業参観よりも、ボーディングスクールの
ペアレンツウィークエンドはこのお母さんにとって、本人と学校について、
多くのことを知る良い機会になったと思います。

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