留学コンシェルジュ

留学雑誌の変遷

今年になってから、留学専門誌と一般週刊誌の取材を受けました。
掲載誌を郵送してもらって、驚きました。
10年前の留学雑誌とは全く別のものに変貌していました。
インターネットが普及していなかった80年代まで、
留学情報の主流は留学雑誌にありました。
海外の教育事情、学校情報、必須情報、そして、日本国内の
留学関連情報など、当時、留学を目指す人や家族にとり、
主たる情報源は留学雑誌にあったと言っても過言ではないでしょう。
そして、現在、留学関連情報の主流はインターネットになりました。
知りたい情報を瞬時に、しかも豊富に検索することができるので、
雑誌はそれでも、必要なのだろうかとも思える世の中です。
まず、昔の留学雑誌に比べて、最近のそれは大変スリムになりました。
ページ数はインターネット普及前に比べると半分くらいです。
その内容もビザの取得や学校の情報といったインターネットでも
検索可能なものは、削除されています。
必然的にのこるのは、雑誌の自己主張、雑誌固有の情報など
雑誌を編集する人が独自で調べ、考えた情報の独自表現となると
思います。結果として、独自編集の体験談、中学高校留学の将来の可能性、
など、個人に焦点を当てて、それぞれのケースをより深く知る、
ということと、
「留学生たちはどうなるのだろう、どうなっただろう」
といった未来を具体的に説明するためのページがとても増えました。
増えたのではなく、昔の留学雑誌には、そのような記事はほとんどない、
というのが実際です。
私はオフィスに来た編集担当者に、「どのようにして、私を知ったか」を
尋ねました。旧知の留学雑誌関連の人が、私を編集担当者に紹介したと
ばかり思っていたのですが、なんと留学雑誌編集担当者は、
インターネットで検索して私にたどり着いたと言ったのです。
大学進学を特集した、週刊誌の記者も同様に、中学高校留学という
彼になじみのない分野の情報を、インターネットで検索し、
私にたどり着いたそうです。
中学高校という留学の専門雑誌の編集者も、情報ソースとして
インターネットを多用しているこの現実に、現代の情報ネットワークの
あり方を感じます。
昔は、留学専門誌というのは、留学希望者にとって便利な
リファレンスブック(参照本)としての機能が満載でした。
現代は、その機能はインターネットが取って代わり、「読みもの」として
の価値が重視されると思います。しかし、小説と違って、「情」の部分が
なかなかストレートに表現しにくく、個人的な見解ではありながら、
留学礼賛的流れになっているところが、読者としては、
少し物足りないかもしれません。
できれば、このブログは留学雑誌を補う、生徒と私の本音で
「情」あり「こころざ」あり、教育に関するオープンな意見を
述べられる場にしたいと私は思います。

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