留学コンシェルジュ

留学初期 - お母さんの気持ち

留学している子どもたちの最初の半年間、彼らは挫折を繰り返しているはずです。
― そんな状況で果たして勉強できるのか
― その挫折観がトラウマにならないだろうか
― 学校は子どもたちを親身になって世話しているのだろうか
― ちゃんと食べているのだろうか
― いじめられてはいないだろうか
― 我慢しすぎて、体調でも壊していないだろうか
子どもの不安と親の不安をかけ合わせて、プラスに転じるという算数の理屈が
成り立ては良いのですが、実際は足算のようです。
ゆえに、お母さんが不安を足してはならないわけですが、
どうしたら子どもたちの不安を減じてあげることができるのでしょうか。
子どもたちの留学初期の挫折や悩みは、学習技術(スタディスキル)を
習得すること以前の問題です。ゆえに、社会経験の豊富なお母さんにとっては、
子どもをバックアップする方法はたくさんあるはずです。
「私は、社会経験が豊富ではありません。学生結婚、専業主婦ですから」
というお母さんがいたとしましょう。
私の言う社会経験とは、利害の生じる仕事におけるものだけではないのです。
ばりばり働き世の中に貢献するのもひとつの生き方ですが、
子どもを社会貢献のできる人間に導くというのも素晴らしい社会貢献では
ないでしょうか。
「では、どのようにして社会貢献できる子にするか」ということです。
「それを達成するために、海外でも難関校を選択し、子どもの将来の
選択肢を広げる」ということ以前に、彼らが乗り越えなければならない
現実があるのが、留学初期の半年間です。
この間は学習的視点でなく、人生の先輩としての視点で子どもたちと
接することが良いと私は思います。
そのなかで絶対と言っていいほど、「子どもがかわいそうだ」と思わないことです。
もちろん、私は息子が留学した時に、
一度もかわいそうだと思ったことはありません。
私の家内もかわいそうとは一度も言いませんでした。
かわいそうだから、何かをしてあげるというのは留学の理念と
とても矛盾していると思います。
親がかわいそうだと海外のわが子を思うのであれば、
解決策は2つです。本人を帰国させて、「かわいそう」を取り除くか、
親自らが現場に行ってかわいそうの現実を認識して、解決に当たることです。
「問題解決のためにコンサルがいるのでは?」
はい、そのとおりです。具体的な問題は対処できます。
しかし、かわいそうという「感情」への対処は心理の専門家でない
私にとってたいへん難しいのです。
つづく

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