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休日コラム 変わりつつある地方都市

連休最後の日になりました。
春が過ぎて初夏の気候になってきました。
週末のルーティーンとして、母の特養(特別養護老人ホーム)を訪れ、
1時間ほど、車椅子で散歩をします。
特養からこの町の最も大きな神社、箭弓稲荷を往復するのですが、
人口9万人ほどの埼玉の地方都市、東松山も昔に比べて、
かなり様変わりしたことに気付きます。
私が生まれ育ったこの町ですが、人口は以前よりも増加しています。
学生時代は7万人ほどだったと思います。
しかし、今のこの町には、昔のような活気がありません。
半世紀ほど前は、熊谷市と川越市に通じる県道沿いの本町1丁目区域と、
そこから駅を結ぶ道路が賑やかで盛っていました。
本町一丁目の神輿は、重厚であり、豪華な飾りが施され、夏祭りに
町内の男衆たちによって担がれました。
大学生になった私も2-3シーズン担いだのですが、
担ぐ棒がとても重く大変だったとき、太い「わっしょい」の掛け声とともに、
大工の棟梁が同じ棒にとりつき、自分の体がふわっと浮くように
楽になった記憶がまだ残っています。
棟梁がとてもたくましく、頼りになるように思えたのもです。
夏になると祭りがあり、買い物をする商店が並び、
個人が経営する大小のレストランもあり、
こぢんまりと機能していたこの町ですが、
母と散歩するコースには、空き家が多くなりました。
今の季節、庭の植物を見れば、人が住んでいるか否かすぐわかります。
庭のない道路に面したところにある人の住んでいない家を見ると、
自分の幼少時頃から変貌したこの町に一抹の寂しさを感じます。
皆おおよそ70年代に建てられた家ではないかと思います。
そのころ、この町には、自動車部品を製造する大きな会社が2つありました。
この町の運営に大きく貢献した2社は今ありません。
その頃の世代の人たちの多くがこの町から独立していき、
その代わりに、都心で仕事をする人たちが、交通至便なこの地方都市に
移り住むように成ったと思います。
地元の世代の変化はこれからも続いていくと思います。
その変化を乗り切っていく新しい世代は、それなりの知恵と工夫が必要でしょう。
変わりつつある地方都市に、新たな可能性を見出すため、
教育という分野で何等かの貢献ができればと思います。

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