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フライトキャンセル時の対処

国際線、国内線に限らずフライトの遅延、キャンセルは良くあります。その時の対処について述べます。
前日のブログでカナダからアメリカ経由で帰国する場合の手続きについて述べました。
トロント発、シカゴオヘア国際空港行きのカナダ航空に辛うじて間に合った私たちは、「これでひと安心」と胸をなでおろしました。
シカゴ発、成田行きUA881便は、私が常用している国際線です。また、シカゴ到着後は、入国審査もなく、ただゲートを移動するだけ、そして乗り継ぎ時間は3時間あまり、午前11時30分の搭乗までは、すべて順調に進みました。
飛行機のドアが12時30分のほぼ定刻に閉まり、881便は雨の中をタクシング(地上移動)しながら滑走路へと進んで行くと、機長から機械のトラブル解決のための待機アナウンスがあり、結局、ゲートに引き返して、レーダー装置の付け替えのため3時間ほど遅れて、再度、滑走路に向かいしました。
そして、離陸を待つこと40分、機長からのアナウンスは、他の個所のトラブルのため、再度ゲートに向かうでした。乗客はすべて降機させられ、17時45分をめどに再搭乗をするとの発表です。
結局、飛行機は飛ばず、翌日の午前11時にフライトが変更になったことが17時50分ごろに発表されました。
このような場合の対処ですが、以下のようになります。
① 降機後になるべく早くUAサービスカウンターに行く
② ★なるべく早い乗継便をUAに探させる
③ 宿泊場所への行き方を綿密に確認する
(★は重要項目です)
UAのサービスカウンターに881便の乗客すべてが殺到せざるを得ないため長蛇の列ができます。降機後なるべく早くサービスカウンターに行かないといけません。
次に代替え便探しですが、UAとの交渉については、こちらの意思を明確にする必要があります。UAは日本に行くたくさんの国際線を持っています。アメリカ西海岸から発つ便に国内線から乗り継げば、少しでも早く日本に着けるかもしれません。しかし、こちらがそのような可能性をUAに言わない限り、彼が自発的に考えてくれることはまずありません。
今回の881便のトラブルで、UAは最後までフライトをキャンセルせず、その発表を伸ばしました。結局、私は翌日午前11時に延期された出発時間を受け入れて、ホテルの宿泊券と食事券をもらって、生徒ともに1日帰国を延期しました。
「このフライトはキャンセルされていませんから、待ってください」というのがUAエージェントの回答だったのですが、そこで代替便探しのより強い自己主張はできたかもしれません。
ハリファックスでの悪天候で飛行機が飛ばなかったことから連鎖して今回のシカゴでの足止めに繋がっています。これからの学校訪問は、早朝便は飛ばないリスクがそれ以外の便に比較すると高いため避けることを基本としてフライトを考えることにします。

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