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成績が上がるケース - ボーディングスクール

12月はコンサルタントにとって、デスクワークに忙しい月です。多くのボーディングスクールがこの時期に前期分の成績を発表するため、そのコメントの読解に時間を取られるからです。
日本と違って、授業での活動状況、宿題、課題の提出状況と出来具合、そして小テスト、定期考査テストの結果とその理由など、ボーディングスクールの成績評価は先生のコメントがとても良くできています。試験結果がほぼ成績のおおよそを占める日本の学校では、先生のコメントはボーディングスクールに比べると、おおよそ観念的であり、生徒の学校での生活を表現しているものではありません。
さて、今日のテーマである成績が上がるケースというのは、おおよそが4年間の留学の3年目に起こります。それまでCあるいはDで低迷していた成績が突然にAとBに変わっていくのです。あるいは、大学受験のためのSATのスコアが30%ほど急にアップするということもあります。
当然のことながら、私は成績アップの理由を生徒に問うわけですが、生徒たちの回答はおおよそが理路整然とした理屈で成り立っているわけではありません。本人から聞くよりも、先生のコメントを読んだほうが「なるほど」と思われるケースが多いのです。
繰り返しますが、ボーディングスクールでは、テストの点数だけで成績が決まりません。
成績が急上昇する背景として、先生のコメントを参照すると、宿題の出来栄えが向上する、授業でのグループ作業など、他生徒との協調性が発揮される、授業での発言が増える、授業への準備が良くできているなど、学校生活状況の向上がかなり具体的にわかります。
本人の学習意欲急上昇の背景には、将来への道筋が自分のなかで明らかになってきているということがあると思います。「やればできるのに、どうしてやらないのか」と言い続けた2年間、そして3年目にして「やるようになった」生徒を知るとき、私はコンサルタントとしての喜びを感じます。
やる気スイッチが入るとこれほどまでに急激に変貌することができる生徒たちに、彼らの将来を空想するとき、彼らが得意な分野をより深く、より広く、より長きにわたって追求していく姿が浮かんできます。
先生と生徒が寝食を共にするボーディングスクールには、やる気スイッチを入れるためのたくさんの装置と機会があるのではないかと思います。

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