留学コンシェルジュ

#1 ボーディングスクール生活の実際

ボーディングスクールの出願というテーマの次、その生活について述べたいと思います。北米、ボーディングスクールの1学年間は8月の末から9月にかけて始まり、翌年の5月末から6月に終了します。
留学生にとって、基本的にはこれから説明する長期の休みを除き、学校と寮が一体化した生活の場であり、週末も含めた寮生活を1学年間続けることになります。
ボーディングスクールの文化はイギリスが発祥国ですが、現代の寮生活ではイギリスとアメリカでは大きく異なるといっていいと思います。
初めにアメリカのボーディングスクールの1学年間を考えます。年間の大きな休みは3回です。11月末にある1週間から10日程度の感謝祭休み、12月25日、クリスマスを中心としてその前後1週間から10日程度の冬休み、そして3月の中旬から2-3週間の春休みです。これらの休みの間は、ボーディングスクールの学校機能は停止します。すなわち、寮を管理する先生たち、料理を作るシェフ、施設を維持するスタッフも休みます。唯一、部分的に稼働するのは、生徒募集のアドミッションオフィスとそのスタッフでしょう。
留学はこの大きな休みについては、留学当初からどうするかを考えておく必要があると思います。一般的には、この大きな3つの休みの時期、留学生は帰国します。特に、ジュニアボーディングスクールの場合、英語の勉強ばかりでなく、日本語についてもある程度基礎的なことは補うことが必要ということで、この3つの休みの時期は、日本で勉強というケースも多くみられます。
一方で、高校時代に留学した生徒の場合、英語生活に慣れたところで、一時帰国というのは、英語習得の面で支障があると考えて、その期間をアメリカで過ごす生徒も多くみられます。感謝最休みと春休みは高校生以下の生徒のためのTOEFL、SAT、SSATを専門に勉強する英語の専門学校もアメリカ東海岸にはあります。また、16歳以上の生徒であれば、その期間中、北米の都市にある英語研修期間で勉強することもできます。
いずれにしても、全寮制という言葉と、(年間を通じた)寮生活という言葉は、世界の英語圏のボーディングスクールには、ほとんどあてはまらないことは、留学を始めるにあたり知っておくべき事柄と思います。北米で全寮制の学校は、TABS加盟校、そしてボーディングスクールレビューで紹介されている学校のなかで、数校しかありませんし、1年を通じて、休みの間も寮で生徒を預かるボーディングスクールはありません。
つづく

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