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ウィンブルドン選手権 錦織圭選手 一回戦

ウィンブルドンテニス選手権大会が始まりました。日本時間の今日、深夜から錦織圭選手対サム・グロス(オーストラリア)の第一回戦が行われました。結果は、6-4、6-3、7-5で錦織選手が勝ちましたが、世界ランキングが150位ほどのグロス選手に対して、錦織選手が圧勝したとは到底言えない試合でした。この試合を見た、テニスファンの皆さんは同じように感じられたことでしょう。錦織選手の試合は、いつもハラハラ、ドキドキとさせられます。
スポーツの世界では、常に何が起こるかわかりません。
この試合でも、世界最速のサービスを誇るグロス選手に錦織選手は10本以上のサービスエースを決められます。それに対して錦織選手のエースは1本です。それでも第一セットでは、錦織選手がグロス選手のサービスゲームを1回ブレイクして、そのまま6ゲームを先取して終わります。
あれだけノータッチのエースをきめることができたのになぜグロス選手はセットを落としたのか、その理由はセカンドサービスでの得点率が低いことと、大切なポイントでアンフォースト・エラーすなわち、ミスが多かったことにあったと思います。
ストローク戦に入った時の得点率は明らかに錦織選手のほうが上回っていました。それを知っているグロス選手は、錦織選手のペースで試合が運ばれないように、ネットプレーを多用しましたが、それで彼の試合運びが雑になってしまったと思います。
この試合でグロス選手のサービスエースは220キロを超えていたものがたくさんありました。これだけのビッグサーバーであれば、ファーストサービスに緩急をつけて、センターとコーナーにうまくサービスを打ち分けることができれば、レシーブ上手の錦織選手であっても、1-2セットは落としていたかもしれません。
しかし、グロス選手は自分がイメージした試合の組み立ては最後までできませんでした。
第二セットから、センターへのファーストサービスがネットにかかることが多くなります。ボールがネットを超えないのは、一般的にはボールを打つその瞬間に目が無意識にボールの行方を追ってしまい、微妙に体の回転軸が前のめりにぶれることから起きるとされています。身長が2メートル近くある世界一のビッグサーバーでさえも、自分の意識をウィンブルドンという大舞台でコントロールすることがいかに難しいかがわかります。
試合中に自分のプレーの欠陥部分を修正できないと、その負の反動は相手にプラスを与えることになるようです。錦織選手の絶妙なサービスリターン、パッシングショット、そして得意のドロップショットでのウィナー(エースショット)が決まり出して、結局、総合的にミスの少なかった錦織選手が3-0で勝利しました。
結果は3-0で錦織選手が順当に勝ったように思えますが、彼自身が自分の思ったようなプレーができずにはらはら、ドキドキした場面も多々あったと思います。それでも、芝コートという特別な環境に試合を重ねることに適応していくのが、世界のトップランキングの選手たる所以でしょう。
今年のウィンブルドン、錦織選手のこれからの活躍を期待したいと思います。

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